hddからssd換装:シングルレベルセル
hddからssd換装:シングルレベルセル
hddからssdに換装を検討する場合、フラッシュメモリの種類が気になる要素の1つとなるのではないでしょうか。
ssdにはシングルレベルセルやマルチレベルセル、トリプルレベルセルといった種類があり、信頼性や耐久性を左右する重要な要素となっています。
シングルレベルセルは比較的構造がシンプルな分、信頼性が高く耐久性も良好なことから、主に業務用とで用いられているタイプです。
ただコスト的には他に譲りますから、オフィスや一般家庭ではあまり使われていない傾向です。
しかし、フラッシュメモリはどのタイプもhddと比べて振動に強く、データの転送速度が速いのは確かです。
大容量ファイルも短時間で転送できますし、OSやアプリをインストールするドライブとして用いれば、体感速度がアップするのは間違いなしです。
hddからの換装は難易度的に決して難しくなく、それでいて効果は非常に高いですから、用途や予算に合わせて選び換装に挑戦してみるのが良いのではないでしょうか。
hddにはないフラッシュメモリssdの種類マルチレベルセル
hddと比べてフラッシュメモリのssdは種類が多く、いざ選ぼうとすると違いが分からず迷うことがあるのではないでしょうか。
ssdはセルと呼ばれる小さい単位に情報を閉じ込める仕組みで、マルチレベルセルはその一種です。
マルチレベルセルは1つの記憶素子に3値以上の記録が可能となっており、製造コストを抑えつつ容量を増やせるのが特徴です。
その為、容量的にhddに近づけやすく、価格的には差が縮まるといったメリットをもたらします。
絶対的な速度や耐久性を考えれば、よりシンプルな構造のフラッシュメモリの種類の方が上回りますが、価格や性能のバランスでいえば悪くない選択肢です。
むしろ現在はもっと多くの値を記録する記憶素子が主流で、少ない値を記録するものは産業用などの信頼性が求められる分野で活用されています。
hddも容量を増やすべく技術開発が続けられていますが、比べてみれば将来性があるのはどちらか明白ですし、いずれは選択肢がシンプルになって選びやすくなるのではないでしょうか。