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hddからssd換装:転送方式:SATA

hddからssd換装:転送方式:SATA hddからssdに換装する際に気になるのは転送方式の違いですが、SATAとは何か知らない人もいるのではないでしょうか。
SATAはhdd全盛時代に開発され誕生した転送方式の1つで、複数のデータ線で並列に送受信するパラレルとは違い、データを連続して転送できるのが特徴です。また信頼性と安定性が高められていますから、高速転送してもデータが欠けることなく、転送することができます。勿論、高速転送なのでエラーは生じますが、再送を要しても速度が速いので、あまり時間的なロスを生じずに済みます。その為hddの性能を引き出すのに活用されてきましたが、流石により高速なssdには力不足です。現在は更に新しいフラッシュメモリ専用の方式が実用化されていますが、hddを含めて従来の方式も現役で活躍しています。性能面は最新の方式に譲りますが、互換性や安定性、実績や信頼といった点は従来方式も負けていませんし、まだまだ十分に選択肢に加えられるのではないでしょうか。

hddにはないssdの転送方式NVMeとは

hddにはないssdの転送方式NVMeとは hddは比較的信頼性が高く安定しているものの、転送速度がネックで頭打ちのイメージが強いのではないでしょうか。
容量や書き込み回数に関する耐久性はまだまだ分がありますが、速度に関してはssdの方が既に上回っています。しかも進化の途上で今後も技術革新に期待できますから、将来性があるのはhddではないのは明らかです。ssdにはhddにない転送方式の1つとして、NVMeというものが開発され実用化しています。NVMeは転送効率を高めた新しい比較的規格で、フラッシュメモリ向けに開発されたのが特徴です。また従来の規格と比べて扱えるコマンドキューの数が多く、ロックなしで並列処理やマルチスレッド対応が可能となっています。根本的に見直された転送方式で無駄なくデバイスの性能を引き出せますから、今後の主流になる規格だといえます。hddから換装してスピードを体感したいのであれば、新しい規格に対応する製品を選択するのが正解ではないでしょうか。